世捨人・桑門(読み)よすてびと

精選版 日本国語大辞典 「世捨人・桑門」の意味・読み・例文・類語

よすて‐びと【世捨人・桑門】

〘名〙 世の中を見捨てた人。俗世間をのがれた人。僧侶または隠者など。世捨者。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
太平記(14C後)四「年未だ強仕に満たざるに、翠の髪を剃落し、桑門人(ヨステヒト)と成給しが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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