並木・並樹(読み)なみき

精選版 日本国語大辞典 「並木・並樹」の意味・読み・例文・類語

なみ‐き【並木・並樹】

[1] 〘名〙 並んで立っている樹木。また、寺社参道街路などに沿って植え並べられた樹木の列。
※大智度論天安二年点(858)九八「行樹(ナミキ也)」
[2] 江戸浅草、駒形橋から浅草寺正面へ向かう通りをはさむ門前町(台東区雷門二丁目)。観音参詣の通路両側茶屋が並び、吉原仮宅が設けられたりなどした。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android