並行在来線と枝線

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

並行在来線と枝線

開業する新幹線と並行し、旅客が新幹線に移る線区について、新幹線とともにJRに経営させることは二重投資に当たるとして、90年12月の政府・与党申し合わせにより、並行在来線の経営がJRから分離されるルールができた。地元自治体が経営分離に同意することが新幹線新規着工の条件の一つになっている。ただ、これまで経営分離された並行在来線はすべて累積赤字を抱えており、地元自治体の財政負担になっている。北陸新幹線長野―金沢で、県内では北陸線が並行在来線に当たり、同線を含めた4県にまたがる総延長253キロは最長という。北陸線に接続する城端、氷見などの各線は「幹」に対する「枝」路線と位置づけられ、並行在来線には当たらないとされる。

(2010-06-29 朝日新聞 朝刊 富山全県 1地方)

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