中ロ国境画定の経緯

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中ロ国境画定の経緯

中国は清の時代の1689年、ロシアネルチンスク条約を結び、現在のロシア極東地域の一部を領土とする国境を画定させた。しかし、清代末期の1858年、列強進出の中でロシアに愛琿条約の締結を迫られ、アムール川左岸地域の60万平方キロの領土を失った。さらに1929年には、両国が軍事衝突した中東路事件が起き、黒瞎子島はロシア(旧ソ連)によって占領された。90年代に関係改善が進み、両国は01年に中ロ善隣友好協力条約を結び、04年に国境4300キロの完全解決で合意。最後までもめた国際河川上の島の帰属についても05年に追加協定の批准文書を交換し、外交的に決着した。

(2008-04-26 朝日新聞 朝刊 2外報)

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