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中国の底層

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中国の底層

于建ロンさんは、農村や炭鉱、貧しい人たちが心の安寧を求める地下教会など、中国の「底層」と呼ばれる現場を歩き、政策を提言してきた。たとえば、安源炭鉱(江西省)では作業服にヘルメット姿で地下1千メートルの坑道に潜り、炭坑で働く人たちと向き合った。正規と臨時労働者の福利の格差、幹部の給料横取りや腐敗への憤慨、じん肺などの病気が発症する過酷な環境、北京へ直訴に向かう退職者の内実を聞き出している。農村の地下教会では、全国から貧しい子どもをこっそり集めた宗教学校の現場に入り、当局の厳しい管理は逆に「カルト」化を招きかねないと告発した。また、農村の子どもの誘拐や人身売買が絶えないなか、物乞いする子どもの写真を撮影して、ネットへ投稿する運動を呼びかけた。子どもの身元の割り出しにつながった。

(2014-06-12 朝日新聞 朝刊 オピニオン1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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