中屋 健一(読み)ナカヤ ケンイチ

20世紀日本人名事典 「中屋 健一」の解説

中屋 健一
ナカヤ ケンイチ

昭和期の歴史学者,評論家 京都外国語大学教授;東京大学名誉教授;日本ペンクラブ理事。



生年
明治43(1910)年12月9日

没年
昭和62(1987)年3月28日

出生地
福岡県門司市(現・北九州市)

本名
中屋 健弌(ナカヤ ケンイチ)

学歴〔年〕
東京帝国大学西洋史学科〔昭和8年〕卒,東京帝国大学大学院人文科学研究科西洋史学専攻〔昭和11年〕満期退学

主な受賞名〔年〕
勲三等旭日中綬章〔昭和58年〕

経歴
昭和8年同盟通信(現・共同通信)に入社。渉外部長を経て、のち東大に転じ、文学部講師、同教養学部助教授を経て23年教授。46年退官後は成蹊大教授、京都外大教授を歴任著書に「米国史」「アメリカ社会の発達」「ニュー・ディール」「アメリカ史研究入門」「アメリカ西部開拓史」「ラテン・アメリカ史」、訳書シュレジンガーローズベルトの時代1〜3」など。日本ペンクラブ副会長、日本山岳会副会長もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「中屋 健一」の解説

中屋 健一 (なかや けんいち)

生年月日:1910年12月9日
昭和時代の歴史学者;評論家。京都外国語大学教授;東京大学教授
1987年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android