中山文七(3代)(読み)なかやま ぶんしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山文七(3代)」の解説

中山文七(3代) なかやま-ぶんしち

1764-1853 江戸時代中期-後期歌舞伎役者
明和元年生まれ。初代中山文七の門弟。京坂で活躍し,文化元年江戸にいき3代を襲名大坂にかえり,6年中山百花改名。のち文七にもどし,嘉永(かえい)3年ふたたび百花とした。和実をかね,晩年は老女役をよくした。嘉永(かえい)6年2月15日死去。90歳。京都出身。前名は中山兵太郎。俳名は百花。屋号は紅屋,鬢付屋(びんつけや)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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