中山文五郎(2代)(読み)なかやま ぶんごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山文五郎(2代)」の解説

中山文五郎(2代) なかやま-ぶんごろう

?-1862 江戸時代後期の歌舞伎役者
3代中山文七(のち中山百花)の門弟となり,中山百蔵を名のる。京坂で敵役(かたきやく)をつとめ,文政8年2代を襲名。「顔付きは見るから可笑(おか)しく」といわれ道化役を得意とした。文久2年死去。俳名美男,眼猿。屋号大坂屋,鬢付屋(びんつけや)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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