デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村勘三郎(10代)」の解説 中村勘三郎(10代) なかむら-かんざぶろう ?-1810 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者,座元。300両の持参金で8代中村勘三郎(2代中村伝九郎)の次女の入り婿となり,天明6年10代を襲名。中村座座元をついだが,客の不入りと火事のため1年で義兄の3代中村伝九郎(11代中村勘三郎)に座元をゆずった。文化7年5月3日死去。江戸出身。本姓は斎藤。幼名は熊吉。俳名は雀童。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例