中村勘三郎(2世)(読み)なかむらかんざぶろう[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中村勘三郎(2世)」の意味・わかりやすい解説

中村勘三郎(2世)
なかむらかんざぶろう[にせい]

[生]正保4(1647)
[没]延宝2(1674).8.26.
歌舞伎俳優。江戸時代最初の官許の劇場猿若座 (→中村座 ) の座元。1世中村勘三郎の次男。父とともに内裏に参入して『新発意太鼓 (しんぽちたいこ) 』を演じ,「見るにあかじ」の心から明石の名を賜わった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android