中村 哲(読み)ナカムラ アキラ

20世紀日本人名事典 「中村 哲」の解説

中村 哲
ナカムラ アキラ

昭和・平成期の評論家 法政大学名誉教授;元・参院議員(社会党)。



生年
明治45(1912)年2月4日

没年
平成15(2003)年8月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部政治学科〔昭和9年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔昭和35年〕

経歴
東京帝国大学助手、台北帝国大学助教授、教授を経て、昭和21年法政大学教授となり30代で法学部長、43〜58年総長。学園紛争の際、自ら会見に臨むなど大学の自治を守るため尽力。平和憲法擁護にも熱心で、58年参院比例区に社会党から当選、1期務めた。また「現代用語の基礎知識」創刊以来、執筆者として長く執筆に携わった。著書は「知識階級の政治的立場」「柳田國男の思想」「わが学芸の先人たち」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「中村 哲」の解説

中村 哲
ナカムラ テツ


職業
俳優 バリトン歌手

生年月日
明治41年 9月19日

出生地
バンクーバー(カナダ)

経歴
両親は日本からの移民。高校から声楽家を志し、音楽アカデミー卒業後、バリトン歌手として活躍。昭和15年日本に来て日活映画演技研究所に入り、16年卒業。17年東宝映画専属となり、18年「阿片戦争」から脇役として映画出演を始めた。戦後は藤原義江歌劇団の渡米公演に参加した後映画に専念、「緯度0大作戦」「レッド・サン」「モスラ」「日本沈没」などに出演。

没年月日
平成4年 8月3日 (1992年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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