中条流(能)(読み)ちゅうじょうりゅう

世界大百科事典(旧版)内の中条流(能)の言及

【喜多七大夫】より

…86年(貞享3年)2月,ゆえあって養子十大夫とともに改易となったが,翌年許され,十大夫長寛は喜多家を相続して4世七大夫を名乗り,宗能は中条嘉兵衛直景と改名,後には従五位下河内守,また丹波守を名乗り,1715年(正徳5)隠居して祐山と称した。許された後も能役者としての活動は続き,中条流を称した。隠居後は諸大名に謡本を相伝し,将軍御前で謡を披露するなど活躍した。…

※「中条流(能)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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