中根 半嶺(読み)ナカネ ハンレイ

20世紀日本人名事典 「中根 半嶺」の解説

中根 半嶺
ナカネ ハンレイ

江戸時代末期・明治期の医師,書家



生年
天保2年2月16日(1831年)

没年
大正3(1914)年6月23日

出生地
江戸・神田於玉ケ池

本名
中根 聞

経歴
漢学者・中根半仙の子に生まれ、幼少より父に書を学ぶ。また医術幕府の医学館で学び、父の職を継いで越後(新潟県)高田藩の侍医兼書道師範となった。隷書を得意とし、関雪江と並び称される。明治40年の日本書道会創設に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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