世界大百科事典(旧版)内の中油性クリームの言及
【クリーム】より
…牛乳からとった食用のクリームと化粧品のクリームがある。語源は,キリスト教で洗礼の儀式に使う聖油や聖膏を意味するラテン語chrismaにちなむ。
【食用のクリーム】
牛乳の脂肪は微細な脂肪球の形で分散している。この脂肪分を集めた黄白色の液体がクリームである。脂肪は比重が軽いので牛乳を静置しておいても浮上し,クリーム層ができる。しかし静置法は時間がかかり,脂肪の分離も不完全なので,現在は遠心力を利用したクリームセパレーター(クリーム分離機)が用いられている。…
※「中油性クリーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」