中田 小春(読み)ナカダ コハル

20世紀日本人名事典 「中田 小春」の解説

中田 小春
ナカダ コハル

大正・昭和期の社会運動家 元・東京都議。



生年
明治30(1897)年3月15日

没年
昭和48(1973)年2月17日

旧姓(旧名)
梶尾

経歴
呉海軍工蔽の鉄骨技師の長女として生まれ、大正2年社会運動家の中田惣寿と北海道室蘭で結婚、それを機に社会運動に加わる。木曜会(新人会員と東京鉄工組合活動家との合同研究会)や東京鉄工組合の活動を援け、借家人同盟で活動。昭和2年、関東婦人同盟執行委員に就任。敗戦後、21年婦人民主クラブ大田支部を創立、支部長。23年社会党から東京都議に当選、任期途中で共産党に移り、日中友好運動などに尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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