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中間ライン

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

中間ライン

国際法上、領海は領土の沿岸から12カイリ(約22キロ)だが、北方領土日ロが互いに領有権を主張して領海が重なることから、52年に道と海上保安庁が、旧ソ連に拿捕されず漁民が安全に操業できる範囲として、北海道沿岸と北方領土の中間にラインを引いた。「操業自粛ライン」とも呼ぶ。地元漁民には「もともと自分たちの海」という意識も強く、中間ラインを越え操業する実情もある。戦後、拿捕された漁民は昭和30年代を中心に延べ9466人。民間協定や政府間協定により、貝殻島コンブ漁やスケトウダラなど海産物の種類によっては中間ラインを越えて操業できる。

(2006-10-04 朝日新聞 朝刊 北海道総合)

中間ライン

北海道本島と北方領土の地理的な中間点を結んだ線。ロシアの領有権を認めることにつながりかねず、日本の公的機関は用いない。少し北海道本島側に、道海面漁業調整規則で定められた「調整規則ライン」があり、道知事が許可する漁業操業はその内側に限られている。

(2017-02-04 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

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