丸山 義二(読み)マルヤマ ヨシジ

20世紀日本人名事典 「丸山 義二」の解説

丸山 義二
マルヤマ ヨシジ

大正・昭和期の小説家



生年
明治36(1903)年2月26日

没年
昭和54(1979)年8月10日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
兵庫県立龍野中学校卒

主な受賞名〔年〕
有馬頼寧賞(第1回)〔昭和13年〕「田舎

経歴
上京して万朝報に入り編集長となったが退社日本プロレタリア作家同盟に参加、小説「拾円札」を発表、「プロレタリア文学」などに作品を書いた。昭和10年貴司山治と「文学案内」を創刊、伊藤永之介らと「小説」「人民文庫」などに「貧農の敵」などを発表。13年農民文学懇話会に参画。「藁屋根記」「田舎」「土の歌」「庄内平野」などがあり、戦後日本農民文学会創設に参加した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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