久保 清三郎(読み)クボ セイザブロウ

20世紀日本人名事典 「久保 清三郎」の解説

久保 清三郎
クボ セイザブロウ

大正・昭和期のテニス選手 岡山市体育協会長。



生年
明治28(1895)年1月1日

没年
昭和52(1977)年1月3日

出生地
岡山県岡山市

学歴〔年〕
岡山県立商業学校〔大正2年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和41年〕,山陽新聞功労賞〔昭和46年〕,勲五等双光旭日章〔昭和43年〕

経歴
家業である酢の醸造従事本業傍らでテニス選手として活躍、岡山何久層庭球倶楽部の結成に参画し、昭和2年同倶楽部会長に選ばれた。軟式庭球の指導と普及に心血を注ぎ、28年岡山軟式庭球連盟会長に就任。岡山を全国有数のテニス王国に育て上げ、“軟式庭球育ての親”と呼ばれる。38年には日本軟式庭球連盟副会長となり、のち同顧問。また、岡山市会議員として昭和17年以来6期25年を務めたほか、岡山県体育協会副会長・岡山市体育協会会長・岡山市消防団長などの要職を歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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