久保 角太郎(読み)クボ カクタロウ

20世紀日本人名事典 「久保 角太郎」の解説

久保 角太郎
クボ カクタロウ

昭和期の宗教家 霊友会創立者。



生年
明治25(1892)年1月7日

没年
昭和19(1944)年11月18日

出生地
千葉県小湊

旧姓(旧名)
松鷹

経歴
宮内省出入りの大工徒弟となり、苦学して宮内省の技手となった。その働きぶりが仙石子爵の目にとまり、仙石家の家令久保家の養子となり、宮内省営繕課に就職。行儀見習いに預けられた増子酉吉の影響で法華経に帰依、霊能者若月チセと知り合い、大正9年霊の友会を結成した。14年に横浜の法華行者西田俊蔵と、実兄小谷安吉の妻喜美らと大日本霊友会(現・霊友会)を設立、喜美が会長、自分は理事長に就任。万霊を供養し祖先を崇拝するという教義信者をふやし、法華系新興宗教の草分けである霊友会の基礎を築いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「久保 角太郎」の解説

久保 角太郎 (くぼ かくたろう)

生年月日:1892年1月7日
昭和時代の宗教家
1944年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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