乳癌ウイルス(読み)にゅうがんういるす

世界大百科事典(旧版)内の乳癌ウイルスの言及

【乳癌】より

…しかし男性は女性に比べて脂肪組織がないため,早期に胸筋や血管内に癌が浸潤しやすく,発見も遅れがちなので,予後不良であることが多い。
[乳癌ウイルス]
 ビットナーJ.J.Bittnerは1936年,マウスの母乳中に乳癌を起こす因子として乳因子を発見した。これが乳癌ウイルスで,RNAウイルスのレトロウイルス科に属するものであることが,後に明らかになった。…

※「乳癌ウイルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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