二世・二代(読み)ふたよ

精選版 日本国語大辞典 「二世・二代」の意味・読み・例文・類語

ふた‐よ【二世・二代】

〘名〙
① この世とあの世現世来世。にせ。
万葉(8C後)七・一四一〇「世間はまこと二代(ふたよ)は行かざらし過ぎにし妹に逢はなく思へば」
二つ世代。二世代。
※新千載(1359)慶賀・二二九〇「九代に二代かさねて河竹の同じみかげに逢ふがかしこさ〈藤原実継〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android