二十日鼠・鼷鼠(読み)はつかねずみ

精選版 日本国語大辞典 「二十日鼠・鼷鼠」の意味・読み・例文・類語

はつか‐ねずみ【二十日鼠・鼷鼠】

〘名〙 ネズミ科の哺乳類体長・尾長ともに六~一〇センチメートル。体の上面は灰褐色で、下面は白い。家ネズミの一種として人家やその付近の農耕地にすみ、穀類昆虫を食べる。原産地地中海~中央アジアと考えられているが、人間とともに移動し、現在は世界に広く分布する。本種を家畜化したものにマウス・ニシキネズミ・ナンキンネズミコマネズミなどがあり、愛玩用や医学の実験用などにする。鼷鼠(けいそ)。〔羅葡日辞書(1595)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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