日本大百科全書(ニッポニカ) 「五台山(大韓民国)」の意味・わかりやすい解説 五台山(大韓民国)ごだいさん / オデサン 韓国(大韓民国)、江原道(こうげんどう/カンウォンド)、太白(たいはく/テペク)山脈中にある山。標高1563メートル。南漢江(なんかんこう/ナムハンガン)の発源地であり、奇岩奇石が多く、山勢が秀麗で国立公園に指定された。この山にある月精寺は新羅(しらぎ)時代に慈蔵律師によって創建され、朝鮮仏教三十一本山の一つとして朝鮮仏教の修練道場であるとともに、多くの参拝客、観光客が絶えない。月精寺境内には国宝の八角九層石塔がある。高山植物と薬草が多い。[森 聖雨] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例