五姓田芳柳(2代)(読み)ごせだ ほうりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五姓田芳柳(2代)」の解説

五姓田芳柳(2代) ごせだ-ほうりゅう

1864-1943 明治-昭和時代前期の洋画家
元治(げんじ)元年8月7日生まれ。五姓田義松にまなび,初代芳柳(義松の父)の養子となる。明治美術会の創立会員。明治33年パリ万博出品の「猿曳図」で褒状をうけた。晩年は歴史・風俗画をえがく。昭和18年1月9日死去。80歳。下総(しもうさ)猿島郡沓掛村(茨城県)出身旧姓は倉持。本名は子之吉(ねのきち)。作品に「枢密院憲法会議」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android