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五・一五事件 ごいちごじけん

世界大百科事典 第2版の解説

ごいちごじけん【五・一五事件】

海軍急進派青年将校を中心とする1932年のクーデタ事件。1931年十月事件が不発に終わったのち,橋本欣五郎中佐ら幕僚将校は地方や外国に転勤させられ,幕僚将校に反感をもった隊付青年将校らは,荒木貞夫陸相のもとで国家改造が実現できるものと期待し,直接行動から離れていった。これに対して井上日召一派と藤井斉中尉ら海軍急進派青年将校は国家改造のための決起に固執し,はじめは32年2月11日の紀元節を期して政財界の要人を暗殺することを計画した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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