井上 宗和(読み)イノウエ ムネカズ

20世紀日本人名事典 「井上 宗和」の解説

井上 宗和
イノウエ ムネカズ

昭和・平成期の写真家,作家,城郭研究家 日本城郭協会理事長。



生年
大正13(1924)年2月25日

没年
平成12(2000)年1月1日

出生地
愛媛県宇和島市

学歴〔年〕
日本大学拓殖学部卒

経歴
カメラマン編集者として雑誌・新聞社に勤務。のち昭和39年井上フォトプロダクション設立。59年井上事務所開設。また、ワイン研究家、評論家としても活躍し、日本国際ワイン・スピリッツ協会代表世話人をつとめる。名古屋城天守炎上のすさまじさの思い出に強い啓示を受け、人生を城の研究に費やすことを決意。30年日本城郭協会を設立し、専務理事を経て、会長就任、のち理事長。著書に「定本ヨーロッパの城」「日本の城の謎」「ヨーロッパ古城物語」「スイスの城とワインの旅物語」「スペインの城とワイン旅物語」「韓国の城と宮殿物語」「世界の城の旅から」「世界の酒」(全6巻)「カリフォルニアワインの旅物語」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android