精選版 日本国語大辞典 「京上臈」の意味・読み・例文・類語
きょう‐じょうろう キャウジャウラフ【京上臈】
〘名〙
※太平記(14C後)七「京上臈(ラウ)かと覚しくて、冠とやらん著たる人と、立烏帽子著たる人と、二人乗せ給て候つる」
② 京の貴婦人。のんびりして上品な人にもたとえる。
③ 京の遊女。
※俳諧・貝おほひ(1672)一八番「かぶけるは稲のほのじぞ京上臈〈城次〉」
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