京極 杞陽(読み)キョウゴク キヨウ

20世紀日本人名事典 「京極 杞陽」の解説

京極 杞陽
キョウゴク キヨウ

昭和期の俳人,子爵 宮内庁式部官;貴院議員。



生年
明治41(1908)年2月20日

没年
昭和56(1981)年11月8日

出生地
東京・本所(現・東京都墨田区)

本名
京極 高光(キョウゴク タカミツ)

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部〔昭和9年〕卒

経歴
豊岡藩主を務めた京極家の第14代当主として生まれる。関東大震災では九死に一生を得たが、祖母、両親、弟妹らを失う。昭和12〜21年宮内庁式部官を務め、20年最後の貴院議員。一方、10〜11年のヨーロッパ遊学中、ベルリン高浜虚子と出会い、生涯の師弟関係となる。12年11月「ホトトギス」初巻頭。戦後は豊岡に住み、句誌「木兎」を主宰句集には「但馬住み」「くくたち」「花の日に」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android