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京都府宇治市(読み)うじ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔京都府〕宇治〈市〉(うじ〈し〉)


京都府南部の市。
京都盆地東部の宇治川流域を占める。伝統の宇治茶で知られる。古代から「菟道(うじ)」の名で知られ、平安時代には貴族の別荘地。中世・近世を通じて宇治茶栽培の先進地として発展。玉露(ぎょくろ)や碾(ひき)茶(抹茶)などの高級茶を産し、製茶業も盛ん。住宅化により茶の栽培面積は減少しているものの、高級茶産地としての名は衰えず、茶問屋も多い。京野菜の栽培も行われる。化学繊維・電機・自動車車体などの工場がある。平等院や宇治上神社は、古都京都の文化財の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。ほかに萬福(まんぷく)寺、西国三十三所第10番札所の三室戸(みむろ)寺などの古社寺や、宇治市源氏物語ミュージアムなどがある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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