京都府綾部市(読み)あやべ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔京都府〕綾部〈市〉(あやべ〈し〉)


京都府北部の市。
福知山(ふくちやま)盆地東部を占める、東部は福井県に接する。JR山陰本線と舞鶴線が分岐する交通の要衝。江戸時代は九鬼(くき)氏2万石の城下町。古く渡来人による養蚕(ようさん)の地として知られた。1896年(明治29)郡是(ぐんぜ)製糸(現グンゼ)が創業し、製糸・織物業の中心地として発展。繊維産業に加え、金属・電機などの工場が進出。和紙を産し、茶・クリ・マツタケなどの栽培が盛ん。光明(こうみょう)寺(二王門は国宝に指定)、足利尊氏(あしかがたかうじ)ゆかりの安国(あんこく)寺(木造釈迦如来及両脇侍坐像などは国の重要文化財に指定)などがある。あやべ温泉が湧く。出口なおによる大本(おおもと)開教の地。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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