今泉 雄作(読み)イマイズミ ユウサク

20世紀日本人名事典 「今泉 雄作」の解説

今泉 雄作
イマイズミ ユウサク

明治・大正期の美術教育家,鑑識家 帝室博物館美術部長。



生年
嘉永3年(1850年)

没年
昭和6(1931)年1月28日

出生地
江戸

別名
諱=彰,字=有常,号=文峯,常真居士

主な受賞名〔年〕
勲三等

経歴
明治10年フランスに留学。パリの東洋美術博物館主ギメーに知られ同館客員。16年帰国、文部省学務局に勤め、20年岡倉天心らと東京美術学校創立に尽力、開校後教務監理。その後京都美術工芸学校長、帝室博物館美術部長を経て、大正5年大倉集古館館長となった。古社寺保存会委員も長く務めた。茶湯は石州流怡渓派を学び、茶器に詳しかった。著書に「君台観左右帳記考証」、共著「日本陶瓷史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「今泉 雄作」の解説

今泉 雄作 (いまいずみ ゆうさく)

生年月日:1850年6月19日
明治時代;大正時代の美術行政家;美術教育家。大倉集古館館長
1931年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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