付揚・付上(読み)つけあげ

精選版 日本国語大辞典 「付揚・付上」の意味・読み・例文・類語

つけ‐あげ【付揚・付上】

〘名〙
野菜魚肉などをごま油で揚げたもの。てんぷら。
随筆蜘蛛糸巻(1846)天ぷらのはじまり「大坂にてつけあげといふ物、江戸にては胡麻揚とて」
一日商取引元帳に登録すること。商品の売上げを元帳へ記入すること。
新世帯(1908)〈徳田秋声〉二七「大きな帳面を拡げて今日の附揚(ツケアゲ)を為ようとしたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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