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以ちて もちて

大辞林 第三版の解説

もちて【以ちて】

( 連語 )
〔動詞「もつ(持つ)」の連用形「もち」に接続助詞「て」の付いたもの。「をもちて」の形で用いられることが多い〕
動詞「持つ」の具体的な意味が薄れ、格助詞的に用いられる。
手段・方法・材料などを表す。 「我が持てる三つあひに搓れる糸-付けてましもの今そ悔くやしき/万葉集 516」 「世界の栄花にのみたはぶれ給ふべき御身を-窓の蛍をむつび枝の雪をならし給ふ/源氏 乙女
原因・理由などを表す。 「何を-とかく申すべき/竹取」
助詞「を」を強めた言い方として用いる。 「歩み疾うする馬を-走らせむ/竹取」 「累代の公物、古弊を-規模とす/徒然 99」 → もって(以て)(連語)

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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