任天堂[株](読み)にんてんどう

百科事典マイペディア 「任天堂[株]」の意味・わかりやすい解説

任天堂[株]【にんてんどう】

家庭用ゲーム機器の国際的メーカー。1933年山内任天堂として設立,1947年丸福,1951年任天堂骨牌と改称,1952年現社名。かるた,トランプなどから出発し,1983年発売の家庭用電子ゲーム機械ファミリーコンピューターファミコン)で世界的企業に成長した。その後スーパーファミコンゲームボーイ,NINTENDO64,〈ニンテンドーゲームキューブ〉などを次々と開発。〈スーパーマリオ〉シリーズなどのソフトも手がけ,ゲームボーイ用ソフト〈ポケットモンスター〉(ポケモン)が大ヒットした。最近は携帯ゲーム機〈ニンテンドーDS〉や2006年発売の〈Wiiウィー)〉を中心にハード・ソフトの強化を図る。米国メジャー・リーグ(大リーグ)のシアトル・マリナーズの大株主でもある。本社京都,工場宇治。2011年資本金100億円,2011年3月期売上高1兆143億円。売上構成(%)は,レジャー機器100。海外売上比率83%。
→関連項目エニックス[株]セガ[株]

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