伊東 陶山(1代目)(読み)イトウ トウザン

20世紀日本人名事典 「伊東 陶山(1代目)」の解説

伊東 陶山(1代目)
イトウ トウザン

江戸時代末期・明治期の陶芸家(京焼)



生年
弘化3年4月10日(1846年)

没年
大正9(1920)年9月24日

出生地
京都・粟田口

本名
伊藤 幸右衛門

別名
幼名=重太郎

経歴
18歳より作陶に入り、亀屋旭亭らに師事。慶応3年京都粟田白川畔に開窯。京焼の改良を志し、明治24年本焼絵付の技術を完成。28年より陶山を名のる。29年京都陶磁器試験場・伝習所開設朝日焼復興粟田焼の改良に貢献し、45年久邇宮家から陶翁の印を賜る。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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