伊藤 松超(1代目)(読み)イトウ ショウチョウ

20世紀日本人名事典 「伊藤 松超(1代目)」の解説

伊藤 松超(1代目)
イトウ ショウチョウ

大正・昭和期の箏曲



生年
明治39(1906)年12月22日

没年
昭和52(1977)年2月19日

出身地
福岡県

本名
伊藤 新助

主な受賞名〔年〕
勲五等双光旭日章

経歴
強度の弱視で、12歳ごろから今井慶松に箏曲を師事。大正14年芸名の松超を得た。また三味線を中能島松仙、初代高橋栄清について修得した。昭和15年山田流箏曲協会から独立免章発行を承認された。武声会を主宰。25年から高尾松蓉の三味線作譜の協力を得て、歌の記譜付き楽譜を博信堂から公刊した。没後、長男松博が2代目を襲名

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android