休・安・息(読み)やすまる

精選版 日本国語大辞典 「休・安・息」の意味・読み・例文・類語

やすま・る【休・安・息】

〘自ラ五(四)〙
心身がやすらかになる。疲労緊張が除かれて楽になる。
※続日本紀‐宝亀二年(771)二月二二日・宣命「天下公民の息安麻流(やすマル)べき事を」
② 苦痛がおさまる。病気などがなおる。
※続日本紀‐宝亀二年(771)二月二二日・宣命「大臣明日は参出来仕へむと待たひ賜ふ間に休息(やす)み安麻利(やすマリ)て参出ます事は無くして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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