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伸ばす・延ばす のばす

大辞林 第三版の解説

のばす【伸ばす・延ばす】

( 動五[四] )
物をまっすぐにしたり、長くしたり、広げたりする。
折れ曲がったり、しわになったりしているものを、まっすぐにする。 「曲がった針金を-・す」 「アイロンをかけてしわを-・す」 「背筋を-・す」
物を引っぱって長くする。 「ゴムひもを引っぱって-・す」
繰り出したり継ぎ足したりして長くする。 「アンテナを-・す」 「釣りざおを-・す」
かたまりを薄く広げる。 「麺棒めんぼうで-・す」 「クリームを指先で-・す」
水などを加えて薄める。 「糊を-・す」
毛・爪や植物の枝などが生長して長くなる。また、そのような状態のまま放置する。 「欅けやきが大きく枝を-・している」 「髪を長く-・す」 「無精髭を-・した男」
つかんだり、さわったりするために体の一部や道具を対象に近づける。 「テーブルの上のミカンに手を-・す」 「刺身に箸を-・す」
道路・路線をある場所まで延長し、全体として長くする。 「バス路線を団地まで-・す」
時間の量をふやし、全体を長くする。 「夏休みを一週間-・す」 「電池の寿命を-・す」
期日・期限を先にする。延期する。 「締め切りを-・す」 「雨のため運動会を来週に-・す」 「返事を-・す」
業績や能力を高めたり、大きくなるようにする。 「売り上げを-・す」 「学力を-・す」 「会社の業績を-・す」
相手を打ちのめして動けなくする。 「相手を一発で-・した」
遠くへ逃がす。 「父を-・さんと返しあはせ〱防き戦ふ/平家 4」 〔「伸びる」に対する他動詞。中世から近世にかけて、次第に「伸べる」に替えて用いられるようになった〕
[可能] のばせる
[慣用] 猿臂えんびを- ・触手を- ・鼻毛を- ・羽を-

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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