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伸びる・延びる のびる

大辞林 第三版の解説

のびる【伸びる・延びる】

( 動上一 ) [文] バ上二 の・ぶ
物がまっすぐになったり、長くなったり、広がったりする。
折れたり、しわになったりしていたものが、まっすぐになる。 「パーマが-・びた」 「しわが-・びる」
引っぱられて長くなる。 「よく-・びる餅」 「このアンテナは二メートルまで-・びる」
塊状の物が薄く広がる。 「このワックスはよく-・びる」
動植物、またはその一部が、生長して長くなったり、丈が高くなったりする。 「背が-・びる」 「朝顔のつるが-・びる」 「雑草が-・びる」
つかんだり、さわったりしようとして体や機械の一部が対象に近づく。 「つい甘い物に手が-・びる」 「ショベル-カーのアームが廃屋に-・びる」
道路・路線がさらに遠い場所まで延長されて、全体として長くなる。 「新幹線が北海道まで-・びるのはいつの日か」
道路・路線がつながって続いている。 「舗装道路が国境まで-・びている」
長くなって弾力がなくなる。 「蕎麦そばが-・びる」 「 - ・びたゴム」
時間の量がふえ、全体が長くなる。 「会議が一時間-・びた」 「日本人の寿命は大幅に-・びた」
期日・期限がもっと先になる。延期される。 「雨のため遠足が翌日に-・びた」
業績や勢力・能力が大きくなったり高くなったりする。 「売り上げが-・びる」 「輸出が-・びる」 「成績がぐんと-・びた」
疲れたり打ちのめされたりして、ぐったりして動けなくなる。 「徹夜続きで-・びてしまった」 「アッパー-カットをくらって-・びる」
遠くまで逃げる。逃げのびる。 「三町ばかり追ひたりけれども、ただ-・びに-・びければ/保元
心がゆったりする。のびのびする。 「空もうららかにて人の心も-・び、物おもしろき折なるに/源氏 絵合
男が女に対して、でれでれしただらしない様子をする。鼻の下を長くする。 「ぴつたり抱き寄せしみじみ囁く、…え忝い、と-・びた顔付/浄瑠璃・油地獄
金銭がふえる。 「親方に渡されし二百貫目(ノ銀)、今に-・びず/浮世草子・織留 2」 〔「伸ばす」 「伸べる」に対する自動詞〕

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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