精選版 日本国語大辞典 「位」の意味・読み・例文・類語
くら‐い ‥ゐ【位】
(2)江戸時代には、名詞に付くばあいは濁音、コ・ソ・ア・ドに付くばあいは清音、活用語に付くばあいは清濁両形をとる傾向がある。
(3)ほとんどのばあい「ほど」と置き換えが可能であるが、②の用法のうち「程度を軽いものとして強調する」用法については、「ほど」と置き換えができない。
い ヰ【位】
くらい‐・する くらゐ‥【位】
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能,狂言の用語で,演技・演出全般を規定する理念。奏演する演目の曲籍(初番目脇能,二番目修羅能,三番目鬘能,四番目雑能,五番目切能)や曲柄(神舞物,序ノ舞物,早舞(はやまい)物,神楽物,狂女物,老女物など)・級位(大習(おおならい),重習(おもならい),九番習(くばんならい)など)と,演ずる人物の役種(シテ,ワキ,アイ,地謡など)と役柄(老人,女,男,僧,神,鬼など)の別をそれぞれ把握し,理解したうえで作られる全体的な表現方法。普通,〈位が重い〉〈位が軽い〉と表現されるが,これは演出効果の上で重々しい充実した感じをうけるか,逆に軽い爽快な感じをうけるかの違いを示す。位は〈謡,囃子,所作〉のすべてにわたり,それぞれの技法によって総合的に表現される。謡では音高(高低),速度(緩急),息扱い(強弱・抑揚の変化)などがポイントとなる。囃子のうち,打楽器は掛声(高低と長短),速度(緩急),音扱い(強弱),音高(高低),長短などが,また笛では速度,音高,長短のほかに修飾音(多少)がポイントとなる。所作では,全体の構え,足の構え・運び,動作の緩急などがポイントとなる。位は流派による差や個人差があるほかに,面,装束,曲籍などの変更によっても変化する。また,小書(こがき)がつくと一般に位は重くなる。
執筆者:松本 雍
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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