佐々 久(読み)サッサ ヒサシ

20世紀日本人名事典 「佐々 久」の解説

佐々 久
サッサ ヒサシ

昭和期の郷土史家 仙台郷土研究会会長;元・宮城県立図書館長。



生年
明治42(1909)年10月1日

没年
平成1(1989)年6月8日

出生地
宮城県仙台市二十人町

学歴〔年〕
東北帝大法文学部史学科〔昭和34年〕卒

主な受賞名〔年〕
河北文化賞(第29回)〔昭和54年〕

経歴
東北帝大東洋美術研究室副手などを経て、昭和13年東北学院専門部教授。戦後、宮城県視学官、角田女子高校長として、民主教育の普及・実践に尽力。28〜39年宮城県立図書館長、42年より嘱託を務め、戦災で焼失した同館の復興のため、蔵書の充実と郷土史編纂事業の活用を図った。39年宮城県民会館長、43年仙台美術館長、51年仙台郷土研究会長に就任共著に「清末70年史」「仙台藩家臣録」「近代みやぎのあゆみ」「仙台あちらこちら」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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