佐伯チズ(読み)さえき ちず

知恵蔵mini 「佐伯チズ」の解説

佐伯チズ

美容家。1943年生まれ。2003年に外資系化粧品会社を定年退職し、美容家として独立エステティックサロンや美容学校を開いて、肌を手入れする技術を教えた。特に保湿にこだわり、ローションと水を含ませた大判コットンで顔全体をおおう「ローションパック」は、「佐伯チズ式」として広く浸透した。著書も多く、主なものに「頼るな化粧品!」、「美肌革命 お金をかけずにきれいになる」等がある。20年3月に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)であることを公表して闘病を続けていたが、同年6月5日に76歳で死去した。

(2020-6-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android