佐藤 英夫(読み)サトウ ヒデオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐藤 英夫」の解説

佐藤 英夫
サトウ ヒデオ


職業
俳優

生年月日
大正14年 11月16日

出生地
東京府 豊多摩郡和田堀町(東京都杉並区)

学歴
海兵(第75期)〔昭和20年〕卒,慶応義塾大学経済学部政治科〔昭和22年〕中退,東京大学文学部仏文科〔昭和28年〕卒

経歴
俳優座養成所に第2期生として入所するが、2年で中退。東映東京撮影所の助監督を経て、昭和30年劇団新人会に入り、俳優として舞台に立つ。33年に始まったNHKテレビドラマ「バス通り裏」の及川五郎役で人気を集め、36年開始の「七人の刑事」の南刑事役で茶の間に知られた。以後、小市民的で温厚な雰囲気の脇役として、テレビドラマに多数出演。主な出演に映画「豚と軍艦」「津軽じょんがら節」「再会」、テレビ「チャコとケンちゃん」「意地悪ばあさん」などがある。

没年月日
平成18年 11月20日 (2006年)

家族
弟=佐藤 伸(東京工業大学教授)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android