佐野藤右衛門(16代)(読み)さの とうえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐野藤右衛門(16代)」の解説

佐野藤右衛門(16代) さの-とうえもん

1928- 昭和後期-平成時代の造園家。
昭和3年4月1日生まれ。15代藤右衛門の長男。祖父以来3代にわたって桜の保存,育成につとめる。一方,京都御所などの庭園修造・管理にあたる。昭和34年イサム=ノグチ共同で手がけたパリユネスコ本部石庭を手はじめに,世界各地で日本庭園をつくる。京都出身。京都農林学校(現京都府立大)卒。著作に「さくら大観」「京の桜」「櫻よ―「花見作法」から「木のこころ」まで」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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