何 晏(読み)かあん

旺文社世界史事典 三訂版 「何 晏」の解説

何 晏
かあん

?〜249
三国時代の魏の思想家清談
母が曹操夫人となったために宮中で育てられ,「浮華の士」と評された貴公子であった。老荘の言を好み,それにより『論語』を解釈し,『論語集解』を著した。王弼 (おうひつ) とかわした問答により,清談の祖とされる。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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