精選版 日本国語大辞典 「何も・孰も」の意味・読み・例文・類語
いずれ‐も いづれ‥【何も・孰も】
〘代名〙
※虎明本狂言・雁盗人(室町末‐近世初)「はやおのおのへ人をやったれは、いつれもござらうと仰らるるが」
③ 複数の事物を指す。どれも。
※虎明本狂言・夷大黒(室町末‐近世初)「汝がのぞむ、金銀珠玉、いつれもいつれも、ほしい物を心のままに、つりとるつりばりを」
④ 結局。とにかく。いずれにしても(日葡辞書(1603‐04))。
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