精選版 日本国語大辞典 「余計・余慶」の意味・読み・例文・類語
よ‐けい【余計・余慶】
〘名〙 (「余慶」から転じた語。「計」は後に当てたもの)
① 物の余ること。一定数量より多くあること。また、そのもの。あまり。余分。
② (形動) 他の物、他の場合などに比べて程度がさらに上であるさま。副詞的にも用いる。
③ (形動) 必要の度を越えて、無益であること。無用であること。ない方がよいのに、あること。また、そのさま。
※交易問答(1869)〈加藤弘之〉上「いはば余計なことでござる」
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