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作る・造る つくる

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大辞林 第三版の解説

つくる【作る・造る】

( 動五[四] )
原料・材料を加工したり組み立てたりして、形のある物をこしらえる。製作する。製造する。 「洋服を-・る」 「米から酒を-・る」 「魚を-・る(=刺シ身ナドニスル)」
建築工事・土木工事などを行なって築く。 「道路を-・る」 「庭園を-・る」
栽培する。耕す。 「畑に麦を-・る」 「あしひきの山田-・る子/万葉集 2219
書類などを作成する。 「契約書を-・る」 「一覧表を-・る」
子供をもうける。 「当分は子供を-・らない」
これまでなかったものを生じさせる。
団体を創立する。部局を新設する。 「会社を-・る」 「組合を-・る」
言葉を新たに生み出す。作り上げる。 「ユートピアというのはトマス=モアの-・った言葉だ」
文章・文芸作品、音楽作品を創作する。 「詩を-・る」 「曲を-・る」
記録を打ちたてる。 「新記録を-・る」
財産・借財を築く。また、現金を得る。 「財産を-・る」 「借金を-・る」 「書画を売って金を-・る」
好ましい状態のものに変える。 「丈夫な体を-・る」 「理想の社会を-・る」
人との親密な関係を生じさせる。 「多くの友だちを-・る」
時間を都合して、ある事のための時間を生み出す。 「暇を-・る」 「機会を-・る」
ある形にする。 「列を-・る」 「指で丸を-・る」 「鬼の顔などの、おどろおどろしく-・りたる物/源氏 帚木
表面的にある状態にする。
顔や容姿を美しく整える。 「若く-・る」 「顔を-・る」
とりつくろう。 「お客の前では笑顔を-・る」
ある結果を生じさせる。 「罪を-・る」 「老法師のためには、功徳を-・り給へ/源氏 若菜上
(「時をつくる」の形で)雄鶏が朝早く大きな声で鳴く。時を告げる。 「雄鶏が時を-・る」
文字をある形に描く。 「『峯』はまた『峰』にも-・る」 〔以下は「作る」と書く〕
[可能] つくれる
[表記] つくる(作・造)
「作る」は“こしらえる。栽培・耕作する”の意。「本箱を作る」「子供を作る」「詩を作る」「笑顔を作る」「罪を作る」「畑に麦を作る」  「造る」は“大きなものをこしらえる。醸造する”の意。「道路を造る」「船を造る」「米から酒を造る」

出典|三省堂
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