作水・漿(読み)つくりみず

精選版 日本国語大辞典 「作水・漿」の意味・読み・例文・類語

つくり‐みず ‥みづ【作水・漿】

〘名〙
一度わかした水をさましたもの。湯ざまし。におもい。
※聖語蔵本中観論平安初期点(850頃)「漿(ツクリミツ)
赤土の地に穴を掘り、そこに水を入れ、かきまわして、上の澄んだ所をくみ取ったもの。きのこの中毒または霍乱(かくらん)効果があるという。〔多識編(1631)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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