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使い切りロケット つかいきりろけっと expendable rocket

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知恵蔵2015の解説

使い切りロケット

再使用のきかないロケット。従来の使い捨てロケットという語にかえて、「使い切り」という語が使われ始めた。宇宙往還機の時代になっても、使い切りロケットの重要性は変わらない。様々な規模の使い切りロケットを用意して、ミッションの規模に応じて弾力的に使い分けるのが、各国の趨勢となっている。米国ではデルタアトラス、タイタン、ペガサス、トーラス、アテナなど、欧州ではアリアンIV、アリアンV、中国は長征シリーズインドはPSLV、GSLV、ロシアプロトンソユーズコスモス、ツィクロン、ゼニット、モルニアドニエプルイスラエルのシャビットなどがある。日本は、JAXAH‐IIAロケットM‐Vロケットがあるが、2010年頃を目標にGXという使い切りロケットの開発が民間で始まった。すでにペガサスなどで運用されている航空機からの使い切りロケットの発射が、注目されつつある。

(的川泰宣 宇宙航空研究開発機構宇宙教育センター長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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